看護師は私たちサラリーマンと違い、「手に職がある」からいいね、とよく言われますね。
その通りだと思います。
しかし、そのせいで、人生の選択肢が狭まり、逆に自分の首を絞めてしまっているケースだってあるんです。
看護師だから、医療の現場で努めなければ!看護師だから、社会に貢献しなければ!夫の立場で見ていると看護師を苦しめる呪縛が実はたくさんあり、彼女たちがその呪縛にがんじがらめにされているように感じることが本当に多くあります。今回はその呪縛についてお話しておきたいと思います。
Contents
呪縛その1:看護師は聖職者だ呪縛
看護師は聖職者であり社会や患者に尽くさなければならないという恐ろしい呪縛です。わが身を犠牲にし、自分がどれほど辛く苦しくても患者に尽くし、医療に尽くすべきだ。そう私は聖職者である看護師なんだから!そんな風に自分を追い詰めている看護師が多くいるはずなのです。それは本当に尊い精神なのですが、ひとりの女性として、妻として、母親として、自分を犠牲にする必要は全くないはずです。幸せになる権利があるんです。
呪縛その2:看護師は勤務シフトがあり辞めたら同僚に迷惑がかかる呪縛
これは、ある意味責任感の問題でもありますね。看護師が辞めると、次に求人してもなかなか後任が採用できないため、自分が辞めると残った同僚に負担が行ってしまい申し訳ないという気持ちが働きます。辞める意思を婦長や主任に伝えると、そのことを言われ引き止められます。最悪、自分の前に辞めたい人がいて、順番待ち状態のことだってあるようです。※妻から聞いたこと 病院側は、この責任感に訴える作戦をよく使うそうですが、もしあなたが心身ともボロボロだったら、その呪縛から逃れ即刻辞めるべきでしょう。
呪縛その3:高給じゃなくなるかも呪縛
高給取りの看護師は、それに慣れるともう他の職種には移れません。気持ち的にも無理だし、生活レベルを落とすなんて考えられないという呪縛に縛られています。せめて、同じ看護師として別の職場を探すことは考えてもいいですよね。
呪縛その4:せっかくの国家資格がもったいない呪縛
看護師という職種自体が辛いひとも多いはず。人の命を預かり、そのプレッシャーやストレスが辛すぎる。事務職や販売職でもいいから逃げ出したい!と思うとき、頭をよぎるのがこの「せっかくの国家資格がもったいない呪縛」です。これがあるからこそ逃げ出せず、自分を追い詰めてしまう看護師がどれほど多いことでしょう。
まとめ
どうでしたか、看護師を縛る5つの呪縛。あなたはがんじがらめになっていませんか?あなた、そして奥さんがもしこの呪縛から逃れられず苦しんでいたらどうぞ解き放ってあげてください。なによりも自分や家庭が大切なんだと。