看護師の妻の目を見て喋れない夫の思い
いつからだろう？
看護師の妻と目を合わせられなくなったのは。
ご飯を食べていても、テレビの方を向きながら食べている。
妻に喋りかけられても、目を合わさずテレビやスマホを見ながら喋っている。
何も話の内容を聞いていなかったり無視したりしている訳ではないのだけど・・・・
妻の目が見られない。
世間では、目を合わさないのは嘘を付いているから後ろめたさで目を見られない！
という解説が定番。
自分に自信がないから目を伏せてしまう・・という深層心理の解説もある。
でも全然違う。あてはまらない！
最初は、目を合わすと必ず言い合いになり喧嘩になるから、そうならないために
目を見ないようになっていった。
そしてそれがいつしか習慣というか癖になってしまった。
そんな私に妻は「ちゃんと目を見て話して！」とイライラして怒ったものです。
そうなるとますます見れなくなってしまった。
喧嘩して言い合いするより、一方的に怒られている方が楽だと考えてしまう。
今風に言うとパワハラとかモラハラの類に入るのだろうか。
今、看護師の妻は体調を崩して１年近く働かないで家事に専念しています。
そのため、心おだやかで私にも優しい妻に戻ってくれているように感じます。
・・・でも目を合わせられない・・・・
なんか、目を合わすとオドオドして落ち着かない。
それが癖になってしまっているから。
皆さんの場合、どうですか？
奥さんの目を見れますか？
旦那さんは目を見て話してくれますか？
夫としての自己防衛・家庭防衛の手段の一つ
目を見て喋らないのは喧嘩を回避する夫の防衛手段です。
喧嘩になれば、夫婦の関係はますます悪化し、子供の教育にも良くない。
強い妻を持つと夫はそうなるのでしょう。
そしてもう一つの防衛手段は「妻の喋ることをちゃんと聞きながら聞き流す」こと。
？？？
妻が喋ることをちゃんと理解しておきながら、自分の意見をいったり、反対意見を言ったりせず、
ふんふんと軽く返事や相槌を打ちながら適当に流すと言う意味です。
これは何も看護師の妻だからと言うことではなく、世間一般の夫婦関係でもそうなんでしょうが・・・・・
変に反対意見を言えば逆ギレされて言い合いになったり、一方的にイライラして怒ってくる。
それぐらいなら、軽く流しておくに限る。
私たち夫婦のように30年連れ添うと、それが夫婦であり続ける秘訣だと気づくし、
妻も聞き流されていることを承知で喋っている節がある。
ただ、それは私がちゃんと話の内容は理解して聞いているから。
聞き流すのと聞いていないは全く違う。
皆さんはどうですか？