看護師の妻と幸せになる方法

看護師を妻に持つ夫は子供の食事もお弁当も作れないと務まらない!

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看護師の夫は料理ができないと務まらない!

看護師として働く妻には、当然週2回〜3回程度の夜勤があります。

もう30年ほどその生活が続いています(妻の妊娠出産の時期は除きますが・・・)。

核家族である私たち夫婦には、近くに両親もいないため、妻が夜勤入りの日は父親である私ができるだけ早く帰宅し、晩ご飯を作って子供に食べさせてきました。

今はもう子供たちは成人して立派な大人なのですが、なぜかこの習慣は続いていて、もう50歳を過ぎた今も、妻が夜勤入りの日は成人した子供の分も私が晩ご飯を作る生活が続いています。

妻も子供も、お母さんがいない時や疲れている時はお父さんが晩ご飯を作るのが当然!という雰囲気になっているんです。

まあ、それが辛いのかというとそんな事はなく、今も子供に食事を作れるのを嬉しいと感じているので問題はありません。

長年の習慣と、成人しても父親の食事を美味しいと言って食べてくれて、いつまでも父と子の関係でいられるのは嬉しいものです。

最も、私のような境地に至るには30年程かかるのですが・・・。

こんな生活を続けてきたため、看護師の夫としてタイトルにも書いたように

とにかく看護師と結婚したら、まず料理ができないことには夫は務まらない!

と断言しておきましょう。

今回は、看護師と結婚し、子供をもうけ、育児をしていくということがどんなに大変か、看護師の妻と結婚して、子供が生まれて、進学して、大人になるまでの「食事の思い出」を通じて感じていただけたらと思います。

看護師と結婚した新婚時代は天国かも

看護師には週に2〜3回の夜勤があります。

夜勤の夜は妻は病院で仕事なので、当然晩ごはんは作れません。

ですから、夫の私は自分で作ったり、食べて帰ることになりますね。

つまり、妻に気兼ねなく、堂々と外で食べて飲んで帰れるんです。

そして妻が休みや日勤の時は、週に2〜3回妻の手料理が楽しめる。

まあ、一緒に外食の方が多いかも知れませんが・・・。

とにかく新婚時代は恋人気分の延長、同棲気分で家庭と独身気分を同時に楽しめて本当に天国でした。

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子供が生まれると看護師の夫は離乳食も作れるようになる

でも、そんな天国のような時期は長くは続きません。

看護師の妻は出産し、しばらくすると産休明けで夜勤に入るようになりました。

私が土日休みなので、たいてい夜勤に入るのは土曜の夜のです。

当然、乳飲み子の我が子の世話は私1人ですることになります。

夜勤入りの日は、母乳を絞ったりして置いて行ってくれましたが、足りない分は粉ミルクを作ります。

慣れると、ミルクの温度、飲ませ方、そして飲ませた後に背中をトントンしてゲップを出させたりする事も自然に出来るようになるものです。

最初は、0歳児と2人っきりで一晩を過ごすことが不安で不安で、何か不測の事が起きたらと気が気ではありませんでした。

夕方3時過ぎ、妻が夜勤入りで出て行くと、我が子を抱いて夕方「NHKのお母さんといっしょ」を見ます。

まだ言葉が分からなくても、乳児が見ても楽しい番組作りがしてあるのでしょう、結構見入ってくれていたように思います。

おかげで、私も歌のお姉さんやお兄さん、そして「ニャンちゅう」が大好きになりました。

写真引用:NHK公式サイト

あの頃から25年ほど経ちますが、今もまだ「ニャンちゅう」さんが頑張っているのが不思議です。

ちょっと声優さんが病気になったというのをニュースで見た事がありますが、本当に感謝です。

離乳の頃になると、離乳食も作りました。

世の中に、離乳食を作れる父親がどれだけいるのか分かりませんが、看護師の夫の皆さんは作れるんじゃないかと勝手に思っています。

そうしないと、看護師の妻のフォローは出来ないからです。

汚い話ですが、自分の作った離乳食を食べた我が子の「うんち」をおむつ換えの時にチェックすると、消化し切れていない食材が分かり、離乳食の改善にとても役立った記憶があります。

お陰で、子供との絆は母親と同じとはいかないまでもかなり太く感じる事が出来、それはそれで良かったと思います。

子供が小学生になると好きな料理に偏ってしまう

子供が小学生になると、食べる量も増え、メニューにもうるさくなってきました。

どうしても父親の作るメニューは単調で、ハンバーグ、スパゲッティ、豚の生姜焼き、トンカツ、カレー、グラタンと言った定食屋定番メニューに偏りがちです。

子供はそれで喜ぶのでよいのですが、栄養はどうか・・・どうしても野菜や魚料理が不足してしまいがちです。

そこはやはり父親。男です。

母親のように、5品目とか、サラダを作ったりといった栄養満点料理とはいきません。

どちらかというとカロリー満点!といった感じです。

それでいつも看護師の妻には怒られます。

・・・・今でも怒られます。

※写真はイメージです

子供が中学になるとお弁当作り当番も父親にやってきます

妻が夜勤入りの翌朝は、当然朝は家にいないわけで、子供の朝食やお弁当作り当番が回ってきます。

自慢じゃありませんが、子供が高校を卒業するまで、自分の当番の時に朝ごはん抜きで登校させた事はほとんどありません。

それだけは、どんなに辛くても早起きして頑張ってきました。

そして、お弁当。

子供は中学から私立だったのでお弁当が必要でした。

これが大変なんです。

朝5時30分頃に起き出して、おかず作りを始めます。

ちょうどキャラクター弁当が流行し始めていた頃です。下手なりにはちまきタコさんなんかを作りました。

子供が幼稚園の頃は、そんなお弁当だと喜んでくれたものですが、流石に中学生になると恥ずかしがるので作らなくなりました。

ただ、今度は見た目の美しさが問われるのです。

赤緑黄色のバランスが大切。

この3色の食材を何にするか冷蔵庫を開けて考えるのです。できれば買い出しの時からイメージしておくと楽。

それでも、やはり男には限界があるのでしょう。

いつだったか、子供が持ち帰ったお弁当箱を洗うためフタを開けると、片側にギューって寄って一口も食べられていないお弁当が出てきたこともありました。

子供に訳を聞くと、「だってお父さんのお弁当茶色っぽくていつも同じで、友達の前で食べるの恥ずかしいし!」って言われちゃいました。

あの時は、本当に寂しかった・・・・。父親なりに頑張って作ってたのに・・・・・。

ワンパターンになっていたのは認めますが・・・

いつも甘い卵焼き(たまに刻みネギ入り)、ミートボール(あっためるだけのやつ、たまにミニハンバーグ)、ブロッコリー。私が好きで良く入れていたのが竹輪の穴に胡瓜を入れて輪切りにしたやつ(これ、ほとんどつまみですね・・)、赤色としてミニトマト。

このパターンが一番多かった。確かに子供も飽きるし恥ずかしかったかも。

空のお弁当箱を見ると安心しましたが、今から思うと中身だけ捨てていたこともあったのかもしれませんね・・・・。

そんな中でも、人気だったのはオムライス弁当。

今でも良く晩ご飯に作ります。

高校最後のお弁当当番の日はさすがに寂しかった

中学〜高校と6年間、妻が疲れて起きられなかった日や夜勤入りの翌朝は私がお弁当当番を努めてきました。

今から思えば、毎日作ったお弁当の写真を撮っておけばよかったな〜って後悔しています。

よくそんなブログありますよね。

で、高校3年の3学期、最後のお弁当当番の日、「あ〜これで最後か〜。よく6年頑張ったな〜」と感慨深かったし、これで最後かと思うととても寂しかったのを覚えています。

そんな映画もあったように思いますが・・・・。

気持ちがよく分かります。共感します。

看護師と結婚した夫が料理ができないと外食やお弁当が増えて子供がかわいそうです

看護師の妻と結婚して30年程経ちましたが、本当に外食やお弁当の回数が異常に多かった〜という印象です。

これは看護師の家庭あるある!のようです。

これは先に書いたように「夜勤」があるのと、看護師は帰宅すると本当にくたくたで晩ご飯を作る気力がなくなるのが原因です。

一日中立ち仕事でバタバタし、最悪お昼ご飯も食べれずに休憩返上で看護に当たったりする日もザラなのですから仕方ありません。

急患や入院患者さんが多かったりするとほとんどそのパターン。

そのしわ寄せが家庭にやってきます。

でもそのしわ寄せを子供に押し付けるのはよくありませんよね。

育ち盛りの子供には栄養バランスの取れた、暖かい家庭の味を食べさせたい!

外食やお弁当ばかりでは健全な心身の成長ができるとは思いません。

ですから、せめて私だけでも頑張って料理をして子供に食べさせてあげられるようになる必要があると私は思っていましたし、そのために努力もしてきたのです。

今では、和食から洋食、中華まで大抵のメニューを作れます。

煮物も焼き物もなんでもござれです。

ただ、味は家族に言わせると味が濃いくて甘い!そうです。揚げ物やこってり系の味付けが多い・・・らしいです。

どうしても自分で食べたいものを多く作ってしまうから仕方ありません。

【まとめ】看護師の夫は料理ができる事が必須だし、必要に迫られて出来るようになるものです

以上が私の30年間の振り返りダイジェストです。

私と妻の二人暮らしなら、妻のいない時には外食やインスタントラーメンでもいいのかもしれません。

しかし家族がいるとやはり妻がいない時には、その代役をしっかりしてあげないと子供が可愛そうです。

多くの看護師の夫の皆さんは共感頂けたでしょう。そしてこれから看護師と結婚される男性がいたら、覚悟をしておいてくださいね。

でも心配ご無用!必要に迫られ料理の腕が上がる事間違いなしです。

頑張ってください。

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