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看護師の強い味方!なかなか寝付けない!睡眠不足を解決するはちみつの効果!
はちみつは眠気を誘い、快眠に誘う魔法の食べ物なんです
コロナ禍の中での漫然たる不安や、仕事や人間関係からくる日々のストレス。
そんな一つ一つが、あなたが眠りにつくのを妨げていませんか?
ただでさえ、看護師の仕事はストレスが多く、しかも3交代勤務シフトのおかげで眠るタイミングがばらばらになってしまいます。
「規則正しい生活や栄養バランスを考えた食事が健康や眠りに良い」なんて言われても、そんな生活から一番縁遠いのが看護師という職業です。
眠らないといけないのになかなか寝付けない!というのは辛いですよね。
そんな看護師の皆さんにお薦めしたいのが、「眠る前のスプーン一杯のはちみつ」なのです。
看護師の私の妻も、この睡眠に関しては相当苦しめられてきました。
そこで、妻の為に一念発起、「はちみつマイスター」の資格を取り、はちみつの効能で妻に楽をさせたいと勉強した成果を、不眠に苦しむ皆さんにもお話ししていきたいと思います。
ついつい睡眠導入剤を使いがちな看護師はNG!
睡眠導入剤を使う看護師は多いですね。
中には、眠気成分が含まれているからと市販の風邪薬を常用する看護師もいるようです。
このような薬品を常用することが体に良いはずはありません。
自然の食品で心地よく眠りに付けたらどんなに素晴らしいかと思いますよね。
はちみつは、心地より眠りをサポートしてくれるだけでなく、人間のからだにうれしい薬効がたくさん隠されている魔法の食べ物なんです。
はちみつにそんな効果があるの?
と思うあなた、まずは次の説明を読んでから判断してください。
※但し、あまりにひどい睡眠障害のある方は、ちゃんとした医療機関で受診して医師の指示に従ってくださいね。
はちみつが快眠を誘う科学的メカニズムを紹介しましょう
医療業界の人には釈迦に説法かもしれませんが、少し科学的な角度からなぜはちみつが良いのかを説明していきましょう。
人に眠気と快眠をもたらす脳内ホルモンは「メラトニン」という物質だと研究でわかっているそうです。
夜になると眠くなるのは、メラトニンの分泌量が増加していくからと言われています。
しかし、看護師のように生活のリズムがばらばらだったり、過大なストレスを感じる等の要因でメラトニンの分泌量が少なくなると、夜眠くならず、もんもんと眠れぬ夜を過ごし、心身ともに辛い朝を迎えることになってしまいます。
眠気をもたらす「メラトニン」の分泌を促す「トリプトファン」という物質!
睡眠に入りにくい人は、「眠気を誘うメラトニン」の分泌を促す「トリプトファン」を摂取したら良いと言われています。
その「トリプトファン」という成分なのですが、実は、はちみつにこの「トリプトファン」という成分が含まれているのです。
その為、睡眠に入りにくい人は「トリプトファン」が含まれるはちみつを摂取して、「眠気を誘うメラトニン」の分泌を助けた方が良いと言えるのです。
はちみつ自体に睡眠導入剤のような効果があるわけではないのですが、間接的に眠りを誘う効果があることを理解していただけましたか?
看護師にはうれしい効果!はちみつにはストレスの軽減効果も期待できるのです
はちみつはストレスを軽減し快眠に誘ってくれる食べ物だということもわかっています。
睡眠にとって、ストレスは大敵です。担当の患者の容体が気にかかったり、職場で嫌なことがあったりすると、それらが頭から離れなくなり、なかなか眠ることが出来なくなってしまいます。
実は、はちみつにはストレス耐性があり、適量(大スプーン1杯)を摂取する事でリラックスしやすくなる力があるのです。
睡眠中に脳は活発に働き、夜中に脳のエネルギーが不足すると朝起きるのが辛くなる!
脳は夜活動する!って聞いたことないですか?「記憶は寝ている間に脳に定着する」というものです。起きている間に起きたこととか勉強したことを、夜寝ている間に脳がその記憶を整理し、脳の中に格納して行く作業をするというお話しです。
脳は、寝ている間に、記憶の整理だけではなく、身体の修復作業の指示を出したりと様々な活動を行い、大量のエネルギーを消費しているのです。
看護師の皆さんなら看護学校時代に「脳科学」で習った?かもしれませんね。
しかし、脳にはエネルギーを蓄えることができないため、睡眠中に作業中の脳のエネルギーが不足してしまいます。眠っている途中にガス欠になるわけです!
脳がガス欠になると「ストレスホルモン」がはたらき始め、骨や筋肉を分解して不足しているエネルギーを作り出し補い始めるそうです。
この「ストレスホルモンが出ていると、寝ているにも関わらず身体は日中の活動期と同じ状態になり心身ともに興奮状態が続き身体を休ませることができません。そのため、翌朝起きられなかったり、疲れが残って起きても身体がだるくて辛い!ということになる訳です。
あなたも朝にそんな経験をしたことがあるはずです。看護師が夜勤等で不規則な生活をしているから朝が辛いことが多いのですが、この脳のガス欠も関係しているかもしれませんね。
ですから、睡眠中に脳がガス欠を起こしてストレスホルモンを出してしまわないように、寝る前にエネルギー補給する事がとても必要なんです。
そして、そのガス欠を解決するエネルギー源として実は「はちみつ」が最適な食品なのです。
なぜ「はちみつ」が睡眠中の脳のエネルギー源として最適なのか
はちみつにはエネルギーとして吸収され代謝されるのが早いという特長があります。
はちみつは「単糖類」であるため、体に入るとすばやく吸収され、即エネルギーに変換されるのです。
摂取後約20分で体に吸収されると言われています。
さらに、はちみつは、脳へのエネルギー供給にも優れています。脳のエネルギー源になれるのは、ブドウ糖だけなのですが、はちみつの主成分はブドウ糖なので速攻で脳のエネルギー源になってくれるのです。
もちろん、睡眠中にエネルギーとして消費されるので太る心配はありません。糖尿病の方は不安かと思いますが、大丈夫です。実は脳にブドウ糖が充足することでインスリン濃度を下げる効果もあるそうなんです。まさにスーパーフードですね。
どんなはちみつでもいいという訳ではなく本物のはちみつを摂取しましょう
はちみつははちみつでしょ?というあなた。それは無知というものです。
市場に出回っているはちみつの多くは、実は加熱処理をされて多くの効能を失ってしまっているのです。
出来れば、「非加熱」とか「生はちみつ」「天然はちみつ」と記載されているはちみつがお薦めです。
ハチミツを摂るときの注意点
眠る前にはちみつを摂取するには、それなりのポイントがいくつかありますので注意してくださいね。
❶まず、ハチミツは眠る1~2時間前までに摂取すること
「寝る前に摂る」とタイトルではついていますが、ハチミツを摂った瞬間、眠りにつくわけではありません。また眠る1~2時間前に摂取することで、リラックス効果を生み眠りやすい環境を作ってくれるはずです。
❷はちみつの量は大さじ1杯程度。ティースプーンで5杯です
効果があるからと言っても多く摂りすぎるとエネルギー過多となってしまい、流石に太る原因にもなりかねません。
❸夜の食事は寝る前2時間以上前に食べ、食べ過ぎに注意すること
これは、夜勤明けで帰宅した後に寝る場合も同じです。夜勤明けだと朝ごはんとお昼ご版兼用で食べて、その後すぐ眠る看護師さんが多いのではないでしょうか。せめて、寝る前の2時間前に食べるようにしましょう。
以上を実践することで、心地よく眠りにつけ、しかも眠りの質が良くなる効果が期待できるのです。
安易に、睡眠導入剤に頼るのではなく、まずは一度試してみませんか。看護師の皆さんのQOLが、少しでもよく成れば勉強した甲斐があります。