看護師を妻に持つ夫にとって化粧や香水は憧れだ！

なんだ、なんだこのタイトルは！と思うでしょ。至って真面目で切実な叫びなんです。

好きになって結婚した奥さんですが、やっぱり化粧していい香りがしていて欲しいって思うのが人情ですよね。

でもダメなんです。妻が看護師だとそれは叶わぬ夢。諦めるしかありません。

いつもすっぴんか、ナチュラルメイクの妻

看護師は職業柄、勤務中は濃い化粧や香水、マニキュアやペディキュア等の化粧はもちろん、アクセサリー系も禁止されている所がほとんどでしょう。

アクセサリーは患者の危険リスクを考えると当然ですし、化粧や香水も患者に不快感を与える恐れがあるのでしかたありません。

そして、爪を伸ばすのなんてのはもっての外です。
ですから、妻はいつもナチュラルメイク・・・というか、ほとんどメイクもすることなく、すっぴんに近い顔で勤務している感じです。
家庭ではどうかと言うと、人に寄るのかもしれませんが、我が家の奥さんはいつもほぼすっぴんで過ごしています。

外出時もナチュラルメイクで、化粧しているのかしていないのかわからない。

もちろん、香水関係は一切つけません。

男ですから、やはり妻には女性らしく化粧をして欲しいし、少しぐらいは香水だってつけて欲しいです。

妻からは、シャンプーと石鹸の匂いしかしたことがありません。
スーパーに夫婦で買い物に行っても、よその奥さんが綺麗にお化粧をしていい香りがしたりすると、心の底からうらやまし～と思ってしまいます。

これは、妻と結婚して数十年ずっと思っていることです。

そんな化粧ッ化の無い妻ですが、お出かけの時、唯一、シンプルな目立たないピアスをして「どう？」と言ってくる時があります。

とてもいじらしく可愛いと思うのと、もっと化粧もしたらいいのにと可哀そうにもなってきます。

長年の習慣で、化粧しないことに慣れてしまったのでしょう。

本当のところは看護師に寄るのかもしれませんが、少なくとも私の知っている看護師の多くは、化粧っけが無く、化粧品をあまり購入しない女性が多いです。

当然、妻もほとんど化粧品を購入しません。

マニキュアやネイルなども仕事を考えるとできませんから、そこにもお金がかかりません。

中には、普段化粧を抑圧されている職場の反動で、プライベートは化粧が濃いくなる人もいるようですが、一部の人のような気がします。

所詮はドラマはドラマなのでしょうが、女優さんが口紅やアイライン等の化粧をしているのを見ると、ありえへん！と思ってしまいます。

妻も一緒に見ていて、「実際はあんな看護師いないっし！」って画面に向かってヤジっています。

ドラマだから女優さんを可愛く見せないといけませんが、ちゃんとした医療関係者の監修が入ったドラマはナチュラルメイクで押さえてありますね。

きっとほとんどの夫婦の間では、「この香水の香りは妻の香り」というのがあるのではないですか？

奥さんお気に入りの香水があるけど、たまに香水を変えたら、ご主人が「あ、香水変えたの？」なんて会話が超絶うらやましいのです。

ちょっと香水フェチな所が私にはあるのかもしれませんが、それは無いものねだり、香水をつけない妻の反動かもしれません。

妻の匂いが無いのはさみしいものですよ。まあ、あえて挙げるならニベアクリームの匂いぐらいかな～。

世の中で、化粧を控えなければならない職業って、看護師ぐらいなものかもしれません。

あえて挙げるなら、セレマ等の葬儀スタッフなんかもそうかもしれませんね。

いずれにしても本当に看護師というのは特殊で、タブーの多い職業だと思います。

その中で、本来楽しめたはずの化粧やアクセサリーを諦めてきて、それが当たり前になってしまった妻をちょっと可哀そうに思ったりします。

そしてあえて言わせていただくと、妻が化粧っ化のないのを我慢しなければならない私も可哀そうだなって思います。