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看護師の妻の夜勤の夜は夫にとって天国だけど翌日は地獄というお話
看護師を妻にすると夜勤の夜は付き物ですね。
2交代制が3交代制にもよりますが、大体16:00~翌日10:00頃までが勤務時間となります。
看護師を妻に持つ夫にとって、この夜勤というものとどう付き合っていくかがとても重大問題なんですよね。
この夜勤というもの、妻にとって生活リズムを乱し、勤務時間も長時間になる大変な勤務であるのは確かです。
でもその分、夜勤に入ると手当も付き給料UPにつながるので、悪いことばかりではありません。
夜間、入院患者の容体が落ち着き、新規の入院もなければ仮眠時間も取ることができます(ほとんどそんなラッキーは無いようですが・・・・)。
夫である私にとっては、この「夜勤」に対していろいろな思いがあるのです。
それは、その時の家族の状況によって変化していくのですが、それを今回お話していきましょう。
新婚時代の看護師妻の夜勤は天国!
新婚ほやほやの時代は、夜に隣に妻がいないことがさみしいと感じることもありましたが、いない時がある方がいつまでも新鮮な感じがしてよかったです。いつまでも新婚気分でいられて、いない夜がある分、いる時に余計幸せに感じたものです。
それに、子供もまだいないので、妻が夜勤で不在の夜は、友達と自由に飲めたし、パチンコも仕事帰りにどうどうと寄れました。
一人でゆっくりHなビデオも見れましたし(笑)
妻の夜勤の日はまるで独身時代が戻ったようでしたね。まさに天国です。
年がら年中、妻が家にいる家庭では絶対に味わえないことでしょう。
でも乳飲み子を抱えている時に妻が夜勤だとヘトヘト
子供が生まれてしばらくすると、夫である私の休みが連続する土日にかけて夜勤を組むしかありませんでした。
夜勤の日、乳飲み子を私に預け夜勤入りするのですが、冷蔵庫に絞った母乳が保管してあり、足りない分を粉ミルクで作ったり、夜泣きしたら一晩中あやしたりと、気が休まらず天国なんて言っていられませんでした。
子供が発熱でもしたら一睡もできません。
ただ、そんなトラブルは稀で、ほとんどが、我が子にミルクをあげて「げっぷ」させて、添い寝して寝かせ付け、たまの夜泣きだけあやせば大丈夫でした。
そんな時間は、父親としてとても幸せな時とも言えましたが、やはり心身ヘトヘトになりましたね。
子供が小学生ぐらいになると妻の夜勤はまた天国に
子供が小学生ぐらいになると、お留守番もできるようになるので、妻は平日でも夜勤を入れるようになりました。
その日は私は残業を控え、子供のために早々に帰宅するようにするのです。
急いで帰宅すると子供にご飯を食べさせ、お風呂に入れて寝かせたら、いよいよ後は自分だけの時間です。
1人映画を見ながらお酒を飲むなり、エッチなビデオを見るなり好きにできて正に天国です。
妻の小言やイライラしながらの愚痴を聞かされることもないのです(笑)。
看護師の妻の夜勤、それは看護師の夫だけの特権
妻の夜勤の日の夜。妻のいない夜。それは特殊な勤務シフトがある看護師を妻を持つ夫だけが持ちえる特権です。
妻の勤務シフト表が月末には冷蔵庫に貼り出されるのですが、夜勤の日が私の休みと重なると「よしっ」とガッツポーズします。
本当はダメなのですが、妻のいない日は子供も解放感があるらしくゲームの時間が少し長くなります。
妻には申し訳ないのですが、妻がいないと家庭にリラックスしたムードが漂うのです。
看護師の妻の夜勤明けの日、それは看護師の夫にとっての地獄
妻が夜勤明けから帰宅した日は、家庭がピリピリ、緊張状態です。
まさに緊急事態宣言下に入ります。とにかく妻の機嫌がMAX悪い。
心身ともに疲れているから不機嫌極まりなく、私や子供に当たり散らします。
特に夫である私には、家事で出来ていないことがあると「なんでできてないの!それぐらいしといてよ!」と怒り心頭。
まさに地獄です。
まあ、結婚生活30年もたつ私ぐらいになると、前の日の夜に家事をしっかり済ませ、夜勤明けの当日は、できるだけ一緒に過ごさないようにする処世術を身に付けていますが・・・・。でもやっぱり地獄です。
夜勤は妻の命を削る魔物
みんなの眠る夜間に逆に働く。それは生き物の生理に反する生活です。
絶対に妻の心身に支障をきたすものだと思います。
夜勤明けに疲れ切って、不機嫌なのも心身が悲鳴を上げている証拠です。
それが何十年も続くのです。
夜は薬を飲まないと眠れません。
命を削って働いてくれているのです。妻には感謝しかありません。
まとめ
いかがでしたか、看護師の夫が考える「夜勤」。看護師の皆さんは、そんな風に夜勤の夜を楽しんでたの!
と怒ってしまうかもしれません。
でも、普段、看護師の妻を持つことで苦労もしているのですから、それぐらい多めに見てくださいね。
ただ、夜勤によって、心身のバランスを崩してしまったら大変です。
本当にダメだと思ったら休職やもっと楽な職場への転職を考えることも必要だと思います。