看護師の妻と長年一緒にいて、いつもイライラすることがあります。
それは、「考え方がネガティブ思考」なことです。
「ああなったらどうしよう、こんなことが起こったらどうしよう」と悪い方に悪い方に考えがちなんです。
例えば、旅行に出かけるような時には、
・車が渋滞してるかもしれないから早めに出よう
・事故に合うかもしれないから保険屋さんの電話番号を控えておこう
・旅行中病気になるかもしれないから保険証を持って行こう
とか、悪いことばかり気にして心配するんです。
これって性格から来るものかな〜と思っていましたが、よく考えると昔はポジティブ思考で、「なんとかなるよね」が口癖だったんですよね。
看護師生活を長く続けていて、今はすっかり「ネガティブ思考」になってしまったので、これは看護師特有の職業病だと考えているんですが、どうでしょう?
看護師は常に患者の容態を気にして、最悪のケースを想定しながらそうならないように看護しているんだと思います。
その危機管理思考が「ネガティブ思考」のように私には見えているのかもしれませんね。
患者さんの容態が急変するかもしれない!急患が来るかもしれない!・・・などと悪いことへの対処の心の準備をしているのは危機管理のためには必要なことだと思います。
確かに、ネガティブ思考が習慣になると、何か起こった時に対処しやすいというか、起こりにくくする力があるでしょう。
でも本人は、とてもストレスだと思うんです。
悪いことばかり考えてしまうのは気持ちが沈むものです。
もっといい方にいい方に考えたら!と妻に怒ってしまうことがあるのですが、逆にあなたは「お気楽」過ぎる!と怒られます。
流行りの「引き寄せ」の法則を知っていますか?
いろいろな方が講演で話されている法則なのですが、簡単にいうと、「頭で考えていることは実現する」ということ。
これはいい意味で未来をポジティブ思考で考えていると、その通りに物事が進み、夢が実現していくという考え方らしいです。
だから「ああなりたい、こうしたい、こんな自分になりたい」とイメージし続けることが大切なんだそうです。
私からすれば、この引き寄せの法則のように看護師のネガティブ思考だと、逆に悪い方に悪い方に進んでしまわないかと心配してしまうのですが、「看護師の危機管理能力だ!」と思えばいいのかもしれないですね。
看護師の皆さんはどうですか?ネガティブ思考ですか?ポジティブ思考ですか?