看護師は心身共に、いつも疲れています。温かい食事の準備を期待してはいけません。
勤務中の疲れだけでなく、家に帰っても仕事のことが頭から離れず、それも疲れの原因となっているようです。
四六時中医療現場のことを考えていれば、そりゃ、心が疲れ、からだも休まらず疲れるでしょう。
そんな毎日だから、日勤から帰ってきても「疲れたから食べに行こ!」とすぐに言います。
もうこの数十年、食卓で食べるよりも外食の回数の方が圧倒的に多いのです。それは子供ができてからでも変わりません。
何も料理が下手というわけでなないのです。妻の手料理は、美味しくて私は大好きです。ただただ、帰宅すると何もする気が起こらないだけなのでしょう。私も子供も慣れました。
普通の家庭なら、「外食するよっ」て言うと、子供は「やったー」と言うのでしょうが、我が家では、「今日はお母さんが作るからね」というと、子供は
「やったー」と言うのです。
もちろん、夫である私も何もしない訳ではありませんよ。
おかげで料理が上手になりました。和食、中華、洋食なんでも作れます。妻や子供も大好きな定番メニューもいくつかあるぐらいです。
いかんせん、私も仕事があるので、私が帰宅してご飯をつくるのを待つことができないから外食となる訳です。
妻が夜勤で不在の時や、私が仕事を休みの土日などはできるだけ私が料理当番を買って出ているので、私も頑張っているつもりなのですが・・・・・・
看護師の夫としてたどり着いた結論と、同じ立場の人へのアドバイス
夫の立場で落ち着いた結論
もうこの30年、外食の習慣は慣れてしまったので、今更、ああだこうだとは言う気もありません。
妻が疲れ果てているのは見ていてわかります。
外食できるだけの収入も妻は得ています。まあ、せっかくの収入を外食代で消費してしまうのは、本末転倒のような気もするのですが、しかたないでしょう。
定年退職して時間に余裕ができたら、妻の手料理を堪能したいと思います。
離婚に至らないために夫婦で考えて欲しいこと
胃袋は男を制す、食事をきっちりつくるのは女の役割だ!なんて昭和時代までの考え方です。ですから、妻が食事をたまにしか作れないことはしかたない事実として認めましょう。
妻も、別にそれを悪いこととして気にせず、夫と分担し、分担できないときには堂々と外食しましょう。
でもですね、やはり男は妻の手料理を食べたいものです。体調がよく元気な時は、ぜひ腕を振るって美味しいご飯を食べさせてあげてくださいね。今は、YouTubeやブログで「時短クッキング」等すぐにできそうな料理情報もあるので、工夫をしていくことを夫婦で楽しむのもいいと思いますよ。