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看護師と結婚した男は勝ち組って本当なのかな？負け組かも・・・
よく看護師と結婚すると「勝ち組」だと言われていますね。
私も結婚した時は、「いいな～うらやましい」と言われたものです。20年以上たった今でも言われます。
でも、みんな何を基準にして「勝ち組」だと言っているのかな？
勝ち組というからには基準があるはず。
みんな、何を基準にしているのでしょう。
●多くは、「看護師＝給料が高い」というイメージで、だから看護師と結婚したら世帯収入が高くなり、勝ち組だと言っているのでしょう。
●もう一つは、「看護師＝優しくて病気やケガをしても安心。献身的な白衣の天使」というイメージから、男として理想的な女性を伴侶にできたという「勝ち組」という意味もあるでしょう。
でも実際に結婚して30年近く一緒に生活している私からすると、この「勝ち組」の意味に違和感を覚えるのです。
実際に給料で「勝ち組」なの？
確かに看護師の妻はある程度給料は高いです。
しかも若い時から400万～600万年収があるため、若い時ほどその恩恵を感じるものです。
ただ、長い目で見ると何年経っても給料は上がらず同じレベルを維持していて、40代後半からは一般企業のＯＬの方がよほどいい給料をもらっているという状態になります。
しかも、看護師は転職する事が多いため、最終的に「退職金」を期待できないことが多いのです。
その点、会社務めの女性だと、一つの会社に定年までいることがほとんどでしょうから、定年時の退職金を老後の資金計画であてに出来てうらやましいと思います。
そういう長い目で見ると、最終的に「勝ち組」ではなく、むしろ「負け組」ではないだろうかとさえ思います。
実際に看護師は白衣の天使で理想の伴侶なの？
断じて違うと断言できます！看護師の妻は、自宅では決して白衣の天使ではありません。
むしろ「いらいら怒鳴り散らす悪魔か！」と思う事さえあるぐらいです。
確かに、患者にとっては決して嫌な顔を見せない白衣の天使なのでしょう。
しかし、その職場で抱え込んだストレスを、自宅で、特に夫に向けて吐き出す悪魔です。
そういう意味で、私はいつも普通の会社員の奥さんを持つ同僚たちをうらやましいと思ってきました。
会社員の奥さんでも、疲れてストレスも溜まるのでしょうが、看護師の比ではないはずです。
何よりも人の生死がかかった重圧はかかりませんからね。
とにかく看護師の妻はストレスや疲れから「機嫌の起伏」が異常に大きいのです。
会社員の奥さんでも機嫌の悪い時もそれはあるでしょうが、看護師ほどの振り幅は無いはずです。
・・・・と看護師の夫の私は思っています。
だって実際に会社員の妻を持ったことがないので、私の会社の女子たちから想像するしかないのです。
看護師の夫が思う２つの勝ち組要素とは？
30年近く看護師の妻と一緒にいて、あ〜自分は「勝ち組」と思ってもいいかもしれない・・・と思う要素は２つです。
それは「看護師と結婚してよかったこと」でも触れているのでぜひお読みください。
まず１つ目は、
●いつでもどこでも就職先が見つかること
夫である私の転勤についてきても、転勤先ですぐ同じ看護の仕事を見つけることができるのは大きいですね。
しかも、どの就職先でもある程度高い給与水準で就職できるので大助かりなのです。
これは絶対に勝ち組要素ですよね。
●しっかりしていて生活力があるから自分に何かあっても後の憂いがない
看護師の妻は、精神的にも経済的にも自立していて生活力があります。
いうなれば、一家に大黒柱が２本立っているようなものです。ですから、万が一、自分に何かあっても看護師の妻がいれば子供たちも含めて路頭に迷うことはないという安心感があります。
もちろん、私は十分な保険には加入していますが、それ以上の安心感なのです。
看護師の夫がむしろ「負け組」だと思う２つの要素とは？
負け組だ～と思うことは大小きりがないのですが・・・・・・
あえて挙げるとすると、
●他人の奥さんと比べて化粧っけや女らしさが無い
職場が医療職場ということもあり、化粧慣れしていません。もっとよその奥さんのように女性らしくして欲しいのですが、ある意味職業病でもあるのでがまんするしかありません。
本当に普通の会社員のような奥さんがうらやましいと思うのです。
●家族や夫婦で旅行やお出かけができない
看護師の勤務は盆も正月もクリスマスも関係ありません。まとまった休暇も取りにくいので、家族旅行やレジャーを一緒に行くことが難しいのです。
普通の会社員の夫婦なら、必ず土日や祝日など休みが一緒なので、予定が組みやすいですよね。
本当にうらやましいです。
・・・ただ、いつも一緒だといやになるかもしれませんけどね（笑）。
まとめ
いかがでしたか？看護師と結婚することを周りが「勝ち組」だとか「負け組」だとか判断するのは失礼なことだと思いますよね。
どんな良い点も、どんな悪い点も表裏一体、考え方次第でひっくり返るものです。
勝ち組要素が負け組要素になることもあります。
ようは、最後の最後にお互いが「あ～一緒に生きられて幸せだった」と思えたら、きっとそれが「勝ち組」なんですよ。
あなたは、今、勝ち組になれそうですか・・・・・
私は、まだなれる自信がありません・・・（笑）
