看護師の夫の本音

看護師妻の夫の不満〜看護師は給料が多いから夫への感謝や依存心が薄い〜

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看護師はとにかく一般の女性と比べて高給取りです。

そのため夫である自分への尊敬の念や依存心がとても薄いのです。

少なくとも私はそう感じてきました。
看護師の給料が多いことは周知の事実。

2021年発表の厚生労働省調査では看護師の平均年収約492万と発表されました。(これは、諸手当や交通費等まで含めた金額であくまで額面です。ここから保険料や所得税などが引かれて、最終的に手取りは370満前後になるでしょう)。

国税庁の発表では、一般的なサラリーマンの平均年収は約432万。

その中で女性だけの年収平均だけに絞ると287万と途端に低くなるのですから、看護師の492万は十分高給取りだといってもいいでしょう。
このことが、看護師は白衣の天使であり、しかも経済力があるので、結婚するとメリットばかりだと思われる原因の一つになるわけです

でも、現実はそんなに甘くありません。

確かに私の妻も、統計調査に近い給料をいただいています。

しかし、それによる副作用というかデメリットが本当に大きいのです。
一番良く言われていて、私もそう思ったのが、私たちが20代~30代と若いころは妻の方が給料が高かったため、夫への感謝の念が薄く、頼りがいが無いと思われているような気がしてならなかったこと。

男の自尊心が傷つきます。

そして、「あなたがいなければ私はだめ・・・」という依存心も感じられないこと。

なんなら、家計は私ががんばっているから成り立っている!ぐらいに思っている節があることも腹が立つのです。

そんなこと思ったことない!って反論があるかもしれませんが、一度ぐらいは頭をよぎったことは絶対にあるはずです。

それは根底にその意識があるからです。

看護師妻の夫としてたどり着いた結論と、同じ立場の人へのアドバイス

看護師の夫の立場で落ち着いた結論

今では私も年齢を重ね、ある程度の給与水準になったため、少しだけ妻よりは年収が上になったこともあり、心に余裕ができました。

今となっては、今まで妻の収入があったからこそできたことが沢山あり、感謝しています。

子供にもよい教育を受けさせることができ、マイホームもマイカーも私だけの収入では決して手に入れることができないレベルのものばかりです。

この感謝の気持ちに達するまで、時間がかかりましたが、いつか妻に言葉で言ってあげられたらいいなと思っています。

看護師の夫の立場で妻に言いたい事

妻も別に「毒女」だった訳でなく、給料日やボーナス日に「ありがとう」とか言ってくれたこともありました。

でも、喧嘩したり、機嫌が悪い時にたまに言われる「どうしてこんなに手取りが少ないの?もっと残業代もらってよ!」という言葉がぐさぐさと心に刺さるんです。

別に女は男よりも一歩下がって歩け!なんて言うつもりはありませんが、やはり男の自尊心を保てる程度には、嘘でもいいから持ち上げて欲しいと思うのが男でしょう。

離婚に至らないために夫婦で考えて欲しいこと

看護師の離婚率が高い(女医はもっと高い)のは、高収入だからいつでも自分だけで生活が出来るという思いが、最後の「離婚」を実行させる引き金になるからなのでしょう。

実際、離婚した看護師は立派に自分で生計を立てて暮らしている方が多いようです。

高収入は、夫婦の離婚の「リミッター」というか「ハードル」を下げてしまう悪者です。

売り言葉に買い言葉で、簡単に「離婚」を持ち出してはいけません。もし子供がいればなおさらです。

看護師の高収入の見返りが「不幸な離婚」であって良い訳はないのです。

そんなの、何のために身を削って看護師として働いているのわからないじゃないですか。

看護師として働く目的はなんですか?

自分が幸せになり、大切なひとも幸せになるための収入源としてのはずですよね。

それが幸せを犠牲にして看護師として働くのは、本末転倒です。

よくよく考えてくださいね、





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