看護師の夫の本音

看護師は寝言が凄い!のは心身のSOS?

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看護師は寝言が凄い!のは心身のSOSなのか?

看護師の妻と結婚し気づいたことの一つ、それは「寝言」の多さ。

しかも、はっきり聞き取れるぐらいの寝言です。

多くの場合、どうやら夢の中で、職場の医師や同僚、時には患者と会話をしているようです。
しかも談笑ではなく、切羽詰まっていたり、なんか報告っぽかったり・・・・・・
夫である私は、その寝言で起こされることがしばしばありますが、その寝言に、「どうしたの?」と問いかけてみると、寝言で返事が返ってきて驚いたことも。

今回は、この看護師の寝言をクローズアップして、お話していきたいとおもいます。

特に旦那さん方は、よく読んで欲しいと思います。

寝言は奥さんが大きなストレスを抱えている証拠。

寝言でかわいいとかうるさいとか軽く考えていると、奥さんの心身のSOSを見逃してしまいかねませんよ。

そもそも、寝言を言うのはなぜ?

睡眠中にしゃべってしまう寝言は、「睡眠時随伴症」という睡眠障害の一種。睡眠時随伴症とは、睡眠中に起きる異常行動の総称を指す言葉で、どんな人にも症状が表れる可能性があるそうです。(寝言以外にも、激しい歯ぎしりなども同じ睡眠障害らしいです)

・睡眠中に見ている夢に反応し、何かを喋る。
・強いストレスや不安感によって、寝言を言う。
・眠りが浅く、脳が活動することで言葉を発する

こんな風に寝言を発する原因は様々なんですが、寝言をしゃべっている本人は無自覚で、よほど夢でうなされて飛び起きない限り、一緒に寝ている夫や子供から指摘されて初めて自分が寝言を言っていることを知るぐらいでしょう。

いずれにしても、寝言を頻繁に言ってしまう心身の状態というのはあまり良い状態ではないですね。


寝言を言うのは危険な症状?

では、寝言を言ってしまうのは心身の異常から来るものなのでしょうか。

一概にはそうとは言えなくて、眠りが浅いレム睡眠時などは脳が活発に活動をしているので誰でも寝言を言いやすいそうなので心配し過ぎる必要はないそうです。

ただ、あまりに頻度が多かったり、大声だったり、うなされたりしている場合は、心身に強いストレスを受けていてSOSのサインかもしれないので、夫や家族によって見守りサポートしてあげる必要があるでしょう。

寝言減らすには?

【睡眠環境を整える】
本当に仕事上の強いストレスによって寝言を言っている場合は、ぐっすり眠りやすい外的睡眠環境をつくることで改善できるようです。自分にあった枕を準備する。寝室の温度を適温にする。布団も羽毛布団など重さや通気性でストレスのないものにする。これならだれでも簡単にできる対策ですよね。
【生活習慣を改善してみる】

不規則な勤務体系の看護師に生活習慣を改善しリズムを整えよう!と言ってもそれは難しいでしょう。しかし、食生活や栄養バランスは改善できるはずです。せめて自宅にいる時はしっかりバランス良い食事をとり、職場でも食べる時間がなかったなんてことも多々あるでしょうが、少しでも食事は摂るように心がけましょう。運動不足も浅い眠りになり、寝言の増加の原因になりかねませんが、看護師は仕事自体が運動のようなもの。運動は他の職種と比べても桁違いにしていることになるんじゃないでしょうか。

とにかく、寝言を減らすには、ストレスを解消し、深い眠りが長く続くよう工夫しなければなりません。

睡眠導入剤など薬に頼ってしまうのもあまりよくないような気がします。



まとめ

看護師は寝言が多い!というのは皆さん納得いただけましたか。

ここで言いたかったのは、寝言自体が悪いのではなく、寝言を頻繁に言ってしまうほど心身の疲れやストレスが奥さんに蓄積されてしまっているかもしれないので注意が必要だということなのです。

横にいて日々奥さんの健康状態が分かるのは夫である私たちです。

それほどまでに疲れさせてしまったのかと妻に申し訳ないと思うと同時に、大丈夫かなとそっと寝顔を見守るようにしてあげてください。

そして、どうしても気になるほど激しく寝言や歯軋りをするようになったら、専門の医療機関でカウンセリングを受けてみてくださいね。

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