看護師の妻と幸せになる方法

看護師がなりやすい病気5選!看護師本人はもちろん、夫も気をつけてあげよう。

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看護師の妻を側で見ていると、本当に激務とストレスの中で自分の命を削っていると感じます。

家計に余裕があるのなら、できれば辞めさせてあげたい。でもサラリーマンの収入ではそうもいかなくて辛いのですが・・・・

看護師は、激務とストレスによって健康を損なってしまう恐れが高い職業です。

日勤、夜勤、準夜勤、施設によってはオンコール(呼び出しがあるかもしれない自宅待機日)、休日の勉強会、と本当に不規則な生活を強いられます。

健康でいるためには「規則的な生活と適度な睡眠、そして運動とバランスの良い食事が大切」なんて言いますが、全て望むことはできない、真逆の生活なのです。

まあ、運動といういう意味では激務の中で、運動は十分していると言ってもいいかもしれませんが(完全に自虐です)。

それに加え、多くの職業の中でも「人の命」に関わる仕事であるというストレスは相当なものです。

所属している科にもよるでしょうが、人の死を間近に感じ、毎日のように人の生き死にに接するのです。

私の妻は、毎日毎日、心身ともにくたくたになって帰宅してきます。

そんな環境の中で、病気になるなっていう方がおかしいのです。人の病気を看る仕事なのに、自分が病気になってしまい易いとは皮肉なものですが、事実なのですから仕方ありません。

せめて、看護師自身、そして一番身近にいる夫である私たちが看護師の妻を気遣い、心身の異変にできるだけ早く気づいてあげて、早めに手を打てる心構えで暮らす他ないのです。

ですから、今回は警告の意味も含め看護師がかかり易い病気の上位5つをあげていきたいと思います。

この5つは、私が看護師の妻と30年近く一緒に過ごしてきて、経験からあげるもので、統計やアンケートからではありませんのでそこはご承知ください。

看護師がなり易い病気5選(看護師の夫の経験値より)

1番:看護師はうつ病になり易い

これは私があげるまでもない一般的にも言われていることですね。

多くの看護師が多かれ少なかれ、「うつ」の予備群なのだと思います。

やはり人の命を預かる仕事からくるストレスは相当なもので、それが精神を蝕んでしまうのでしょう。治せる病気ばかりではありません。自分の無力さを痛感し自分を責めたりしてしまうのです。それが何日も何ヶ月も何年も続くのです。

「うつ」という精神疾患は、周りが気が付く頃にはかなり進行していて、自分ではどうにもならなくなっていることが多いようです。自分に自覚がなかったり、責任感から我慢してしまっている場合もあります。

ですから、夫が早めに奥さんの異常に気づいてあげることが必要なのです。

私の妻は、仕事のストレスだけではなく、職場の同僚や上司との関係にも悩み精神的に追い詰められ「うつ」になり退職した経験があります。

そんな時は休職とかではなく、キッパリ退職した方がいいと夫婦で判断しました。

看護師の世界は、まだまだ女性社会です。みんなギリギリの精神状態の中で仕事をしているため、人間関係も非常に難しい職場と言えるのでしょう。

その時には、サラリーマンとしての経験からしかアドバイスできず、「甘いこと言わずに我慢して、どんな仕事でも辛いもんだ」「人間関係は自分が変われば周りも変わるよ」とか、分かったようなことを言ってしまい、余計妻を追い詰めてしまった苦い経験があります。

初期段階であれば、職場を辞め、心身をゆっくり休ませるだけでいい場合もあるでしょうが、心配な時は一度専門の医師に診てもらうことをお勧めします。

2番:看護師は不眠症になり易い

不眠症(睡眠障害)も看護師がなり易い病気のツートップの中の1つですね。

なり易いというよりも、私はほぼ全ての看護師が軽度の不眠症にかかっていると思っています。

夜勤という不規則な勤務シフト、職業上のストレスなど、不眠症になる要因だらけです。

私の妻も、やはりもう20年以上も不眠症で薬を飲んで寝ることが習慣になっています。

不眠症の原因である不規則な睡眠時間やストレスを無くすことができない限り、この不眠症とうまく付き合っていくしかないようです。

私のできることは、彼女の睡眠を妨げないようにすること。若い時は一緒に寝ていましたが、この数年は寝室を別にして、彼女のペースで寝て起きられるようにしています。

別の投稿でも書きましたが、「看護師は寝言が激しい」のも、この不眠症につながることだと思います。

眠りが浅く、しかも職場のストレスで仕事や怖い夢を見る事が多いようで、寝言を頻繁に言います。

一緒に寝ていた頃は、その寝言で私が起こされるぐらいでした。

本当にかわいそうです。心身ともにリラックスしてぐっすり眠らせてやりたいです。

3番:看護師は胃潰瘍になり易い

この胃潰瘍は完全にストレスから来るものですね。

激しいストレスで胃炎になり、胃潰瘍に進行する。空腹時には胃がむかむかし、酸っぱい胃液を吐いてしまうことも。

常に胃がチクチク、むかむかするので心身とも衰弱してしまいます。

看護師は仕事中に食事どころか水分補給もできないこともザラなので、胃が空っぽの状態が長時間続きがちで、この胃潰瘍になると本当に勤務が辛いものとなるのです。

私もサラリーマンのストレスで胃潰瘍になり入院したこともあるぐらいですが、あれは本当に辛いし実際に胃が痛い。

余談になりますが、看護師で胃潰瘍の経験がある方は、一度ピロリ菌検査をしてみてください。

専門家に素人が言うのもなんですが、胃潰瘍の原因となる胃の中の菌ですね。

ピロリ菌がもし検出されたら、薬で退治出来るので絶対にお勧めです。

私はこのピロリ菌を退治してからは、どんなにストレスがあっても胃潰瘍になることは無くなりました。

4番:看護師は膀胱炎になり易い

これは職業病です。おしっこを我慢しすぎるとこの病気にかかり易いと言われていますね。

長時間トイレに行けないような職種の人は、膀胱炎になり易いそうです。

患者の処置や外来対応。オペ看さんは長時間オペ室から出られないこともあるでしょう。

こればかりは夫の出番はないので、看護師自身が注意するしかありません。

5番:看護師はあかぎれになり易い

すいません、5番は病気ではありませんが、あるあるで入れさせていただきました。

看護師は、何かと言うと手をきちんと洗い、強い消毒液に手を晒します。

ハンドクリームを塗っても、すぐ手を洗うので意味がありません。

冬場は特に、寒さも相まってひどくなるようです。

そのため、母の日には子供たちと高級ハンドクリームをプレゼントしたものです。

まとめ

以上、看護師がかかり易い病気5選いかがでしたか。

もう一度まとめると

●うつ病

●不眠症

●胃潰瘍

●膀胱炎

●あかぎれ

の5つです。夫の立場で一番心配なのは「うつ病」。心の病気なので、気づくのが遅れたり、一生付き合うしかない病気になったりしてしまう怖い病気です。

看護師であるかぎり、このうつ病になる原因を断つことはできませんが、なりそうな時に寄り添って解決策を見つけることはできるはずです。

そのためにも看護師の奥さんは夫に早めにSOSを出し、旦那さんは早めに奥さんの心身の変化に気づいてあげられるように普段からよく奥さんのことを見ている必要がありますね。

「医者の不養生」と言うのはよく言われますが、「看護師も不養生」なのです。

看護師の奥さんと末長く幸せに連れ添い暮らしていくためにも、ぜひこの5つは気にしてあげてくださいね。

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