Contents
看護師が辞める理由のほとんどって人間関係じゃないかって思う夫です
私の妻もそうですが、SNSを見ていても、看護師を辞めたい!辛い!って思う理由のほとんどが人間関係なんじゃないですか?
それも同じ看護師の仲間同士!
一番多い元凶なのが師長!
二番目に多いのがお局様たち!
新人や転職者を育てて戦力にしなければいけないこの師長やお局様たちが、新人クラッシャーになってますね。
そりゃちょっとした失敗が患者の生死に関わることもある医療の現場ですから、新人を長い目で育てるのは難しいのかもしれませんが、即戦力として扱いすぎて、できない新人(もしくは転職者)いじめが過ぎるように思うのは私だけでしょうか?
自分たちもそうされてきたのを耐えてきたんだから、新人もそうあるべき?
体育会か!
たしかに甘えは許されない現場なのは自分が看護師でなくても想像がつきます。
新人のケアよりも患者のケアが優先されるのも分かります。
でもそれは、新人のやる気や夢を潰していいことにはなりません!
言い方、指導の仕方を知らない師長やお局様が多いのでしょうか?
私たちサラリーマンの世界でも毎年新人が入社してきます。
新人トレーナーが任命され、指導する側の人間にも研修があり、指導の状況にも人事の目が光っています。
後輩を指導し導き夢を持たせるのも先輩の役割であり、評価のポイントにもなるのです。
看護師の世界ではそこまでのことは絶対に無理でしょうが、だからと言って見過ごされていい問題でもないでしょう。
それで新人が休職したり辞めたりしたら、結局自分たちにしわ寄せが来るんですよ。
師長やお局のパワハラはストレス解消?
人間そんなに悪者にはなれないものです。
絵に描いたような、ドラマや映画に出てくるような性根の腐った悪人なんて実際にはいないものです。
利害関係がなければ、普通の気のいい人である事がほとんどです。
それが同じ職場や利害関係が絡むと、途端に性格が変わってしまうのでしょう。
師長やお局も、結局、看護の現場での責任や重圧そして過労にるストレスを抱えている訳です。
そしてその原因を作る新人や転職者に辛く当たってしまうのだと思います。いやそうだと信じたいです。
ただ、ストレス解消で当たられる新人はたまったものではないですよね。
看護師という職業への不満が意外に少ないと思うのは気のせい?
看護師の仕事が辛い、辞めたいと言っている妻やSNSの投稿をみると、意外に看護師としての仕事自体にはやりがいを感じている事が分かります。
看護師になりたいという夢を抱き、頑張って国家資格も取った訳ですから、そうそう看護師の仕事を嫌にはならないでしょう。
ただ、同じ職場でのいじめや過剰な指導、失敗を詰め寄られて緊張して余計失敗してしまう・・・そして自身を無くしてしまい辞めたいと思う・・・・・。
圧倒的にそれが原因なのですよね。
患者の死に直面して辛い、患者や家族から心ない言葉を投げかけられた・・・、看護の限界を感じた・・・・。
それによる辛さの投稿はよくありますが、それイコール「辞めたい」にはなっていないのです。
Twitterでも私は多くの看護師の方をフォローして、日々読ませていただいていますが、私が感じているような投稿が多いですね。
やはり結局は、看護師を辞めさせる一番の原因は「人間関係」、それも師長やお局が原因ということになるのです。
優秀な師長育成が優先順位が高いのではと思う看護師の夫です
会社でも病院でも最後は「人」がものを言います。
組織を生かすも殺すも上に立つ人次第。
優秀な指導者やリーダーがいれば、組織はうまく回り人材も育ち、そしてその育った人材がまた組織をうまく回します。
そうやって良い方に良い方に回転していくものです。
その逆に、指導者がダメな人間だと、組織はぐちゃぐちゃになり、ギクシャクし、優秀な人間は逃げ出し、組織を潰します。
私はうまくいっていない病院や、いつも人不足で自転車操業している病院は結局は、指導する人間がいない所だと思います。
もっと言えば、指導者の育成を怠っている病院です。
師長だって、はい貴方次からは師長をやってね。給料はUPするからいいよね!
と言われても、指導経験や研修もなく自己流でやらされてはたまったものではありません。
本人も辛いでしょうし、部下の看護師も大変です、いい迷惑です。
4年制大学出身の看護師が増え、幹部候補になっていく時代に言いたい
今4年制大学の看護学科が増加し、多くの看護師が高卒で看護学校へ行く時代から大卒で看護師になる時代になってきています。
大卒看護師が看護の現場でも幅を利かせ、ゆくゆくは師長や総師長へと昇進して行くのでしょう。
そんな人たちが、エリート意識で高卒看護師を見下すことがないよう、大学ではしっかりと教育して欲しいと切に願います。
また、大学では、ゆくゆくは看護師の指導者になっていくこの生徒たちに、指導者としての教育もぜひして欲しいものです。
要らぬ心配かもしれませんが、高卒の看護師お局様が、大卒の新人看護師いじめをするのではないかと危惧しています。
いや、もうそれは始まっているのでしょうね。
男の私がいうと怒られるかもしれませんが、女性社会である看護師の世界は、常に誰かいじめや悪口の対象を作らないとその社会が安定しない世界です。
女社会は陰湿で恐ろしいものです。本当にごめんなさい・・・勝手なことを言ってますね・・・
でもそれを一番感じているのは他ならぬ女の人達自身でしょ?!
もしかしたら良い転職とは良い上司がいる職場が見つかった時かもしれませんね
看護師さんは転職が本当に多い職種です。
それは今まで述べてきた理由による所と、転職しようと思うとすぐに転職先が見つかる特殊性にあるのだと思います。
ただ、その転職が成功するとは限りません。
前の職場の方がマシだった・・・・
転職先でも嫌な思いをしてまた辞めたくなった・・・・
なんて多いですよね。私の妻もそうでした。
結局、転職が成功だったと思える職場とは、上司(師長)がいい人だった!職場です。
いい師長の元では、お局も統制が聞いていて新人や転職者を大切に指導してくれるものです。
いい師長の元なら、看護の仕事が辛くても耐えられるものです。
いい師長の元なら、看護の仕事に夢を持たせてくれるものです。
皆さんの転職が良い師長に恵まれることを切に祈っています。