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看護師の妻たちが離婚しないで済むための方法を夫の立場で解説
看護師は離婚率が高いと言われているのは誰もが知っていることですよね。
実際に、看護師である我が妻の話を聞いていても職場で離婚している看護師がいかに多いか分かります。
そこで、今回は、そんな離婚が多いと言われている看護師が離婚危機に陥らないためのお話を、看護師の妻と30年連れ添ってきた体験からお話していきたいと思います。
看護師を妻に持つ夫婦の離婚原因は本当に看護師特有の勤務体系なのか?
夫婦の仲が悪くなった時、真っ先に「私が看護師だからだ!いつもすれ違いで、家事もあまりできていないから・・・」と思いがちではないでしょうか。
そのため、夫との結婚生活を続けるために看護師を辞めようとか、転職しようとか思ったりしませんか?
でも待ってください。
そんなにすぐに「自分が看護師なのが原因」と決めつけないでください。
●なぜ、夫とうまくいっていないのか。
●夫は自分や自分との生活で、どこが嫌だと思っているのか。
●今の生活のどこを改善したら夫とうまくいくのか。
そこをしっかり分析して、
的確な改善策を発見しなければ何も解決しないのです。
その結果、やはり転職すべきと判断すればしたらいいのです。
一般に看護師が離婚に至る原因として挙げられるのは、
●夜勤などの勤務シフトがあり、夜いない日がある。
●勤務がバラバラで夫と休みが合わずすれ違いが起こる。
●ストレスや夜勤などでヘトヘトに疲れてしまい家事が疎かになる。
●いつも疲れていて食事作りや掃除等の家事ができていない。
と言ったことなのだと思います。
でも、これは私の持論なのですが、多くの看護師と結婚した夫たちは「そんな事わかってプロポーズしたよ!」と思っているはずなんです。
結婚してから、こんなはずじゃなかった!なんて思う夫たちは少数で、「まあ、思っていた以上に看護師と結婚すると言うのは大変なんだな!」と思うレベルではないかと思うのです。
私の場合、妻が看護師になりたての頃から付き合い始めました。
そして、それからしばらく交際期間があったので看護師の大変さを十分理解した上で結婚できました。
ですから「こんなはずじゃなかった」なんてことは全くなかっったのです。
むしろ、若い頃は妻が夜勤の日が待ち遠しかったりしたものです。
妻が夜勤の日には、どんなに遅くまで飲んで帰っても怒られないし、エッチなビデオも見放題(笑)。
独身時代のような生活ができるのですから。
休みの日が合わない、すれ違いが多いと言うのも、むしろ2人一緒にいられる時間が新鮮で、たまに休みが合うことがとても嬉しかったりするので、前向きに捉えることができていました。
30年連れ添ってきた今でもその感覚は変わりません。
まあ、振り返ってみると流石に育児期間は辛かったですけどね。
仕事盛りの時期である私も、会社勤めをしながら育児を分担しあった訳ですから・・・・。
でも、そういった夜勤など看護師の仕事特有の、夜勤があるとか、休みが合わずすれ違いがあるとかは、離婚したいと思う理由にはなり得ないと言うのが私の結論なのです。
看護師が本当の離婚になり得る原因は、あなた自身にあることを理解しなければいけません
夫婦仲がうまくいっていない、喧嘩ばかりのあなたたち夫婦。
原因を妻である自分が看護師だからと思い込んでいませんか?
全く違います。
そう思い込んでいるうちは、夫婦仲は改善せず、いずれ離婚の危機に陥るでしょう。
本当の夫婦仲が悪くなった原因は、実はあなた自身にあるからです。
???どう言う事?と思いますよね。
夫が気に入らないのは、実はあなたが看護師であり、夜勤があり、すれ違いばかりだからではありません。
看護師の夫を30年やってきた経験から言わせていただくと、夫婦仲が悪くなり離婚まで発展してしまいかねないあなたの要因は
2つあるのです。
夫が看護師のあなたに愛想を尽かす要因1
それは、あなたが夫への感謝を忘れてしまっているからです。あなたが夜勤でいなかったり、疲れて休んでいる間、夫は代わりに家事を負担してくれているはずです。あなたと休みが合わず、夫婦の時間が持てなことも我慢してくれているはずです。
看護師の夫は、いろんな場面で負担があり、我慢することも多いのです。
それを、いつしか当たり前に思い、「いつもごめんね。いつもありがとう」。
と言った感謝の一言を伝えようともしなくなっていませんか。
それどころか、「もっと家事手伝ってよ!私ばっかり!」とか、夫がやってくれた家事に対して「なんなの、この洗い方は!掃除もちゃんとできてないし!」などとケチをつけていませんか。
どんな夫でも、あなたが気がつかないところで色々家事をやってくれたり気遣いをしてくれているものです。それをいちいち言葉では言わないのが男です。
それを何もしてないが如く頭ごなしに怒ったり、やってくれるのが当たり前のような言動をされると怒りよりも情けなくなってきて、あなたへの愛情も無くなってしまいます。
でも、感謝の気持ちを夫に伝えるだけで「あなたが頑張ってくれていることを私はちゃんとわかっているよ」と言っているのと同じなのです。その言葉さえあれば、「大変な仕事をいつも頑張ってくれてありがとう」と夫も妻であるあなたに感謝してくれるのです。
お互いの感謝の気持ちがあれば、夜勤ですれ違いが多いとか、疲れ果てて家事が疎かになってしまうなんて何でもない無いことです。
夫が看護師のあなたに愛想を尽かす要因2
看護師の仕事は、メンタルが強く無くてもやっていけません。患者や同僚、医師に揉まれ、日々生命のかかった仕事をしているのです。
そんな中、あなたは仕事を通してよりメンタルが強くなっていき、家庭でもその強さが出てしまっていませんか。
夫はあなたに、「女性として、妻としての優しさ」を感じられなくなってしまっているかもしれません。
夫に暴言を吐いていませんか?怒鳴ってばかりではないですか?いつもイライラして喧嘩腰ではないですか?疲れているからと夜の生活を拒んでいませんか?
夫たちは、「昔はこんな女性じゃなかった。もっと優しくて、女性らしかった!」と思っているはずです。
そして、言葉遣いがが荒々しく、刺々しい性格なってしまったあなたに耐えられ無くなってしまうのです。
そんな性格になってしまったのは、看護師生活を続けてきたからだと言うかもしれません。
そう言う意味では、確かに看護師であることが原因と言えるのかもしれません。
しかし、それはあなたが変わってしまった原因であって、離婚の原因ではありません。
なんか禅問答みたいですか?
もっと分かりやすい例でお話ししてみましょう。
もし、あなたが、看護師を辞め、普通の会社員に再就職したとします。でも、その職場が忙しく、残業も多くいつもヘトヘトになって帰宅したとします。
きっと貴方は、イライラし夫にあたるでしょう!家事も疎かにするでしょう。
結果は一緒です。夫はそんな貴方に愛想を尽かすはずなのです。
ですから、夫と仲良くいつまでも夫婦で居続けるためには、あなた自身が変わるか、貴方がヘトヘトになることなく、イライラすることもない職を探し、根本的な解決策となる転職をしなければ何も好転しないのです。
看護師の貴方が昔のように、優しく魅力的な女性に戻るために
貴方が変わってしまった原因を分析してみましょう。
生死に関わるストレスの多い仕事や、夜勤などの不規則な勤務シフトのせいで常に疲れがたまり、イライラし、短気になってしまう。
これを解決するには、ストレスが少なく、夜勤のない仕事につくことが大切なのは言うまでもありません。
多少給料が減ったとしても、夫婦仲良く暮らせる方が余程素晴らしい人生になることでしょう。
看護師の仕事で、ストレスが無く夜勤の無い仕事なんてあるの?と思いますか?
たくさんありますよ。
貴方が病棟勤務に拘らなければ「看護師国家資格」は貴方の強い味方になってくれるのです。
具体的にどんな仕事があるのか幾つかあげてみましょう。
今までの辛い勤務から解放され、貴方が昔のように優しく魅力的な女性に戻ることができたら、夫の愛情を戻り再び仲良しの夫婦に戻れるはずです。
看護師の妻たちが離婚しないで済むためのお勧め転職先TOP5とは!
看護師資格を生かしながら、病棟勤務のような不規則な勤務体制や過度のプレッシャー、ストレスから解放される仕事は、意外にたくさんあるものです。その中の幾つかをあげてみましょう。
●美容外科勤務の看護師になる
→専門的な勉強は必要ですが、病気の人を看護師たり、人の死に接することはなさそうです。
●企業の健康保健室勤務の看護師になる
→主に、社員の健康診断対応が大変ですが、あとは日々の体調不良社員の看護をする程度です。夜勤もなく、ストレスは軽減されるでしょう。
●看護系研究機関の看護師になる
●テーマパーク内保健室看護師になる
●献血センターの看護師になる
→よく献血バスに乗ってきて、献血をやってくれる看護師さんです。朝集合して、献血車で移動し一日献血し続けていきます。
いずれも、「看護師になって病気の患者さんを助けたい」といった崇高な夢からは少し離れてしまうかもしれませんが、転職を考えているような看護師さんなら、もうそんな崇高な夢がどんなに大変なことか、そして自己犠牲を強いられるか分かっているでしょう。
そんな崇高な夢を盾に、辛い現場で頑張れというのは「やりがい搾取」と言ってもいいのかもしれません。
そんな夢から覚めて、もっと柔軟に自分の看護師としてのライフワークバランスを考えた職場を考えてみてください。
それが、結果的に心に余裕ができ、昔のような女性に戻れることにつながるのです。
そして、夫婦の仲を取り戻せることになるのです。